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畳の上での正座。
やっぱり不安で心配ですよね。
正座ができないからと躊躇している皆さんに、朗報⁉︎です。
このコラムは山桃庵の稽古を前提に書いています。
教室によっては考え方が異なることもあると思いますので、予めご了承ください。
茶道は正座。
これ、やっぱり基本です。
できないよりはできた方がいいし、可能であればずっと正座してほしい。
でも、ずっと正座できる人ってほとんどいないですよ。
たま〜に全く平気な人をお見かけしますが、これはもう才能です。
特殊才能。
何年やっても、何十年やっても足は痺れるし、痛くなるものです。
お茶の先生って、平気な顔してずっと座ってるイメージありますよね。
でも、ここだけの話し、痺れてるし痛いんです。
生徒さんの前で、そんな顔できないでしょ?
茶道を続けると、それでも少しは変わってきます。
痺れるし痛くはなりますよ。
何が変わるかって、回復する時間。
足が痺れても、ベテランさんになれば20秒程度で回復します。
正確に言うと、その程度で回復できるように、座り方とか体重のかけ方とかが上手くなってくる。
もちろん体が慣れてくるのもありますが、座り慣れてくるといった方が正確でしょう。
抜きどころがわかってくるんです。
一生懸命座れば座るほど立てなくなる。
初心者ってそんな感じ。
だから心配することありません。
ダメだったら足を崩せばいいし、男性だったらあぐらでOK!
大事なことは、座るべき時にきちんと正座すること。
お点前の稽古でも、お客さんの稽古でも、そのタイミングがあるんです。
それは実際の稽古で先生が教えてくれるはず。
抜きどころと我慢するところ。
正座しようと頑張るからわかってくるものです。
正座と聞いてそんなに敬遠しないでも大丈夫。
座らなければならないタイミングだけ抑えれば、稽古もお茶会も怖いもの無しですよ!