#05.最難関?正座の話し。

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#05.最難関?正座の話し。

畳の上での正座。

やっぱり不安で心配ですよね。

正座ができないからと躊躇している皆さんに、朗報⁉︎です。




このコラムは山桃庵の稽古を前提に書いています。

教室によっては考え方が異なることもあると思いますので、予めご了承ください。




実は皆んなが苦手です。




茶道は正座。

これ、やっぱり基本です。

できないよりはできた方がいいし、可能であればずっと正座してほしい。



でも、ずっと正座できる人ってほとんどいないですよ。

たま〜に全く平気な人をお見かけしますが、これはもう才能です。

特殊才能。

何年やっても、何十年やっても足は痺れるし、痛くなるものです。




先生だってつらいのよ。




お茶の先生って、平気な顔してずっと座ってるイメージありますよね。

でも、ここだけの話し、痺れてるし痛いんです。

生徒さんの前で、そんな顔できないでしょ?




少しずつ少しずつ




茶道を続けると、それでも少しは変わってきます。

痺れるし痛くはなりますよ。

何が変わるかって、回復する時間。

足が痺れても、ベテランさんになれば20秒程度で回復します。

正確に言うと、その程度で回復できるように、座り方とか体重のかけ方とかが上手くなってくる。

もちろん体が慣れてくるのもありますが、座り慣れてくるといった方が正確でしょう。

抜きどころがわかってくるんです。



一生懸命座れば座るほど立てなくなる。

初心者ってそんな感じ。



だから心配することありません。

ダメだったら足を崩せばいいし、男性だったらあぐらでOK!



座るときはしっかり座る




大事なことは、座るべき時にきちんと正座すること。

お点前の稽古でも、お客さんの稽古でも、そのタイミングがあるんです。

それは実際の稽古で先生が教えてくれるはず。

抜きどころと我慢するところ。

正座しようと頑張るからわかってくるものです。




さぁ、茶道を始めよう!!




正座と聞いてそんなに敬遠しないでも大丈夫。

座らなければならないタイミングだけ抑えれば、稽古もお茶会も怖いもの無しですよ!

記事登録日: 2024年3月15日14:32
記事修正日: 2024年3月15日14:33
カテゴリ: beginner