茶室に入った時、なんとなく良い香りがすることに気付くことがあります。炭を焚く独特の匂いを消すために、炉の中で香木を焚くのですが、この香りもまた楽しみの一つ。その香木を茶室に持ち出す時に、香合に入れて運びます。 あの人シャンプー変えたかな、とか、そんな瞬間が日常にもありますよね。気づくか気づかないかのギリギリの感覚。僅かでも深く豊かな空間のもてなし。遠慮がちな気遣いが、茶道の根源にある気がします。 山桃庵のスポンサーサイトです。 SNS - All pages are welcome to share.