道具と向き合う

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茶入れを大切そうに袱紗で包み、専用のお盆に乗せています。
上級者の点前ですが、唐物と呼ばれる格の高い道具を扱うその作法が、稽古の中で今でも綿々と伝えられています。

戦国の時代には勝戦の褒美としてしばしば茶道具が与えられました。利休を茶頭とした秀吉も茶道具のコレクターとして知られ、その茶入れ一つで国が複数手に入ったとも言われています。
特に大陸から渡って来た茶道具は唐物と呼ばれ、ステータスシンボルとしてたいへんな価値がついた歴史があります。
今では国宝級。美術館でしか見られないような品々です。

歴史の流れに沿って大成してきた茶道。
時代時代の茶道に目を向けるのも、お茶を楽しむ一つの方法です。

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